おおよそ6ヶ月未満対象
これからの十数年という犬との生活を共にいい形でスタートするために、新しく子犬を家族に迎えた飼い主様ご自身、またはご家族全員でも学んでいただけます。
学習能力がもっとも高いこの時期に、ご家族が望まない行動を犬たちが習得してしまわないためにも、子犬期によりよい経験与えることは、飼い主としての責務でもあり、必至事項といえます。
困ってから悩むのではなく、この年齢に取り組むことで多くの問題を回避することが可能です。
DOGSHIP では、子犬時期の「刷り込みと社会性」に重点をおき、子犬も飼い主も無理なく学んでいただけるプログラムをご提供しています。
プログラム内容例(全6クラス)
プライベートクラスでは、初回のカウンセリング・トレーニングを通して、各ご家庭で優先されるべき項目を選出し、プログラムを構築・ご提案差し上げます。
※プログラムの進行に前後が生じる場合もございます。
- 犬同士の挨拶/ パピーコマンドの概念/ 「Imprinting and socialization -すり込みと社会性」について
- SIT & DOWN/ 散歩の仕方/ 散歩の概念
- トイレの教え方/幼少時の食事の与え方と栄養素について/ 去勢と避妊
- 犬にとっての自信/ この時期の吠えについて
- 日々のケアーの仕方(歯磨き、コーミング、爪切り等)
- パピーリコール RECALL/ 犬にとっての思春期
プログラム内容例
DOGSHIP Harbor では、パピーと成犬、シニア犬を隔離することなく、Crew の統制のもとコミュニケーションを可能にしています。最重要項目は、パピー期の「社会性」です。ときには先輩犬から叱られることもあるかもしれません。そのひとつひとつの経験が、学びとなり、明日からの行動に反映されていきます。
犬の社会性は一生涯高めていけることが昨今の研究で判ってきました。しかしながら、パピー期の学習はもっとも効率がよく、犬格形成に最重要な時期であることも確かです。人間社会に起こりうる多岐にわたる刺激への耐性をつけ、さらに多様性に留意していきます。
パピーは遊びの中に多くの学習を見出していきます。その時仲の良い犬との交流だけでは、社会性に偏りが生まれやすいため、Harbor では、様々な犬種・年齢・性格の犬との交流を可能にし、さらに Crew が統括する環境下で教育を与えていきます。
犬とアイコンタクトを行い、継続することでオキシトシン(幸せホルモン)が互いに分泌されることが判ってきました。家族の Q.O.L. を高めていくためにも、まずはアイコンタクトを強化し、関係性構築のキッカケにしていきます。
散歩は運動や排泄だけにあらず。犬にとっては群れの仲間との大移動という一大イベントでもあります。だからこそ、その時間のルールや楽しみに方を、まずは私達が教えてあげることが重要です。
Harbor では、みんなで同じトイレを使用します。共有トイレの学習が進むと、確実にご自宅のトイレの学習は高まっていきます。それは私達が子供の頃に、お家のトイレに安心感をもてたり、ホッとできたイメージと近いかもしれません。
パピー期は吠えが出ることは少ないですが、犬が吠えることは自然な行動です。とはいえ、私達の社会で「犬の吠え」はナンバー3に挙げられる問題行動でもあります。だからこそ、「吠え」がパピーにとっての経験学習とならぬよう、そして「吠え」がパピーにとっての主張に発展しないよう管理をしていきます。
オーラルケア、ブラッシングや爪切りは、一生継続していく必要がある時間です。だからこそ、楽しい飼い主との「スキンシップ・タイム」になるよう、Harbor でも乗船時に Crew がケアの受け入れの練習をします。
パピー期から「コマンド」で犬を支配下におくようなしつけは、互いの関係性を悪化させること必至です。まずは飼い主と一緒にいることによる安心感や楽しさを教えてあげること。次に飼い主から発せられる「言葉」には意味・意図があるということを教えていくことが重要です。そのために「パピーコマンド」と言われるコミュニケーションを通して、経験学習を進めていきます。