2度目の緊急事態宣言を受けて
DOGSHIP Harbor にご乗船中のみなさま
日本政府は1月7日、首都圏4都県に対し、新型コロナウイルス対応の特別措置法に基づく緊急事態宣言を発出しました。
昨春以来となる2度目の緊急事態宣言の発出を踏まえ、DOGSHIP Harbor の感染対策についてご報告いたします。
私たちの羅針盤
・犬たちにの乗船&下船時にテカノーゼをスプレーいたします。(下記参照)
・乗船予定のクラスメイトとCrew を照合し、頭数を制限させていただきますことご了承下さい。
新型コロナウイルスの除菌&消毒に特化した「テカノーゼ90」を加えて採用することにいたしました。
「テカノーゼ90」は、病院の除菌消毒剤として扱われており、タンパク質分解酵素が含まれているため、主にタンパク質を溶解させる作用が注目されています。
【一般家庭用としての使い方】
外出後の除菌消毒剤として使用する場合は、原液を水道水で10倍に薄めてスプレー容器に移して身体や空間全体に使用します。今、指摘されているのが「スマホ」や「タブレット」を介する感染です。その他、マスクやエコバッグも指摘されているようです。ドクターオピアン、テカノーゼ双方、除菌・殺菌作用は同様ですが、テカノーゼはタンパク質分解酵素の作用でより持続性があります。原液は、金属類や陶器類、タブレット等の除菌&消毒に最適です。アルコールではなく酵素が主成分なので身体に対して「安全で安心」です。
そこで、乗船中のみなさまの健康と安全のために、在庫が限られますがお渡し出来るように準備いたしました。
DOGSHIP では、ある程度の在庫を保有いたしております。
<ドクターオピアン>
・スプレーボトル350ml 3300円 在庫あり
・中身のリフィル 500円/100ml 在庫なし
・詰替(2㍑) 7800円 在庫わずか
・超音波噴霧器 46000円 残り1
・超音波噴霧器専用・高濃度10倍希釈用原液(5㍑) 19800円 在庫わずか
<テカノーゼ90>
・詰替(2㍑) 6200円(使用時は10倍希釈するので、20㍑相当)在庫あり
【入手方法】
Crew への耳打ち、or メール
Mail: harbor@dogship.com
【新型コロナウイルス(2019 n-CoV)のペットへの感染について】
・東京都獣医師会 危機管理室感染症セクション
最新 Q&A
・スウェーデン国立獣医学研究所は犬猫と新型コロナウィルの関係について見解を発表。
動物はたえず周りの環境からウィルスや菌を拾っており、それは一時的に動物にとどまっているだけで感染に発展したり病気を発症することはないものだ。
https://www.sva.se/aktuellt/nyheter/det-nya-coronaviruset-ar-en-folkhalsofraga/
・コロナウイルス予防のための手の洗い方
「ハラペーニョのスライスがのったナチョスを食べたあと、その手でコンタクトレンズを外すと思って、手を洗いましょう。」
・酪農学園大学動物薬教育研究センターによる、香港でイヌが新型コロナウイルスに感染の見解について。
SARS-CoV-2がイヌに低レベルで感染し、ヒトからイヌへ伝播する可能性を示すものであるものの、イヌの状況に関する詳細な報告は出されておらず、また1例の弱い感染の報告であることから、無用に心配する段階ではないとの報告がありました。
https://cvdd.rakuno.ac.jp/archives/3440.html?fbclid=IwAR3ccXaFCcLmq2XdWOevPaHdl7SfSIxp9HOXENYULnAXK01Xfpy7mKTfsK8
・香港当局による、ペットの犬が新型コロナウイルス感染症に感染したとの報道について。
香港漁農自然護理局(AFCD)は、ペットが COVID-19 ウイルスを人に感染させる証拠はないと報告しています。
公益社団法人東京都獣医師会からも同様の報告がありました。
https://www.tvma.or.jp/public/items/20200305.pdf
・香港での PCR 検査で、低いレベルの新型コロナウイルスが 犬から検出された報道について。
https://www.asahi.com/articles/ASN350CK6N34UHBI04Q.html?iref=comtop_list_int_n03
その後、日本のペットにおける新型コ ロナウイルスの感染は、現時点において問題とならないという報告が、公益社団法人東京都獣医師会からなされました。
https://www.tvma.or.jp/public/items/20200228.pdf
・「ウイルスは宿主に病気を起こすだけではなく、宿主の進化や恒常性の維持にも関与している。」
By 京都大学 宮沢孝幸研究所
ウイルスは単に遺伝子や免疫という肉体の仕組みに拘わるだけでなく、人々の英知の進化にも関与しているといえるのかもしれません。
https://www.infront.kyoto-u.ac.jp/research/lab37/
獣医師(日・米)、シェルターメディスンに携わり、獣医法医学認定医が現時点での最新の知見をまとめて公表されましたので転載致します。
新型コロナウイルスについて、まずは私たちが正しく理解し、犬たちの安全を確保することが最重要だと考えています。
・犬にも、猫にも、コロナウイルスは感染するが、動物種独特のものであり、種を超えて感染しない。
・すなわち、犬のコロナウイルスは犬でのみ、猫のコロナウイルスは、猫でのみ伝染しあう。同様に、2019 n-CoV 新型コロナウイルスは、ヒトの間でのみ、伝染する。
・たとえ自分が2019 n-CoVに感染したとしても、自分の2019 n-CoVウイルスを、犬や猫に伝染させることはない。
・ウイルスは、まれに突然変異を起こし、変化する。それゆえ、将来的にはどうなるかはわからないが、現時点では、種を超えた感染が、2019 n-CoVにはない。
・新型コロナウイルスが、ヒトから犬に移り、犬は発症しないがウイルスを所有し、次のヒトに伝染させるという「ペットの媒介」も、今のところは否定されている。
・よって、自分の犬が新型コロナウイルスに外で感染し、家に持ち帰り自分に移すということもない。
・しかし、猫は外に出さず室内飼いにし、犬も衛生状態を保ち、きれいにして飼うこと。
・犬のコロナウイルスワクチン(消化器症状)について。「今のヒトの新型コロナウイルスが変化して、もし将来犬にも伝染するようになった時に、消化器コロナウイルスのワクチンを今、犬に接種しておけば、ひょっとしたら、同じコロナなので、免疫ができて、肺炎で死亡しないかもしれない」といって、現在の消化器コロナワクチンを、むやみやたらに犬に接種しないように、と、獣医師に警告している。これは意味のないことと警告している。
・犬は、衛生状態とよい栄養状態を保ち、極力室内で飼い、動物を触った後は手を洗うという衛生管理は、何も今始まった訳ではなく、普段から奨励されている。
・ペットが病気を媒介するとか、コロナの入った混合ワクチンを念のため接種するという非科学的想像理論に、惑わされないように。
WSAVA による 新型コロナウイルスと伴侶動物についてのガイドライン
https://wsava.org/wp-content/uploads/2020/02/nCOV-WSAVA-Advisory-Document-Japanese.pdf
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