トルク〜ランド♪ 5/11

今日の犬種

皆さん、こんにちは！

今日はうちの短足胴長のトルク笑とは真逆な足が長く、細身な体格をしているイタリアン・グレーハウンドが属している犬種グループについて書いていきたいと思います！！

ももちゃんとりきくん！！

2人ともシュッとしててカッコイイですよね♫

日本でも人気のあるイタリアン・グレーハウンドはグレーハウンドを小型化した犬種であると言われています。グレーハウンドの歴史はとても古く、古代エジプト時代の壁画にそれらしい姿が描かれているなど、想像を越えるほど昔から人間の近くで暮らしてきた犬であると推定されています。

少なくとも5000年以上改良が続いている犬種と考えると凄いですよね〜！？

エジプトから地中海を回ってトルコ、ギリシャに入り、紀元前５世紀ころローマ（イタリア）にわたって、上流階級のペットとして飼育されてきました。

名前についている通り、イタリアが原産国とされていますがローマの時代からとは驚きです！！

17世紀にはイギリスにわたり、上流階級から大切に飼われるようになりましたが、イギリスの寒い気候はイタグレの性質には合わないため、一般家庭にまで広く普及することはなかったようです。

戦争の時代に入り上流家庭の飼育環境が不安定になってくると、気候の変化に弱いイタグレは、少しずつ姿を消していきました・・・。

絶滅の危機を救ったのは、19世紀初頭にアメリカに渡っていたイタリアングレーハウンドたちでした。彼らをイギリスに残っていた個体と交配し、ようやく復活の兆しが見え、1853年にイギリスケネルクラブが発足した際には最初に登録された40犬種の1つとして、登録されるまでに至ったそうです。

意外と複雑な歴史をもつ犬種です笑！

当時なんとしてでもイタリアン・グレーハウンドを残したいと思った人達がたくさんいたのでしょうね⭐️

この写真の子は、グレーハウンドです！！

イタグレよりもかなり体が大きいですね！！

小型のグレーハウンドとテリアを交配して作られたのが

ウィペットです( ^ω^ )たまに大きなイタグレと間違われる事もある犬種ですね笑。

この3犬種は特に見た目が似ていますが、サイトハウンドと呼ばれる犬種グループはみんな同じ様な体の形をしています！

サイト(sight)ハウンドは優れた視覚と走力で獲物を追うため、空気力学的な体格を追求した結果、一様に体高が高く、体長が長く細身でしなやかな走狗となりました。

いくつか紹介しますね！

この犬種はサルーキです、写真の撮り方もあると思いますが笑、神々しい感じがありますよね✨

こちらはボルゾイ！ロシア原産の犬種ですが、

こちらも高貴な雰囲気を持ってますね⭐️勝手なイメージですけど笑笑！

これはアフガンハウンド！！

CMで有名になった犬種でしょうか！？ロン毛が特徴✨

サイトハウンドで外せないのは、このアイリッシュ・ウルフハウンド！！全犬種の中で1番体高が高いとされています！！おじさんがちっちゃいわけじゃありませんよ笑笑！！

と、まだまだサイトハウンドはいますが、みんな体格は似てますよね！！

ちなみにどのくらいのスピードが出るかご存知ですか？？

イタグレだと、短距離で時速40キロぐらいと言われています！！

そしてイタグレの元となるグレイハウンドは・・・

時速70キロほど！！！スピード違反で警察に捕まる速度ですよ笑笑！！信じられませんよね！！

その速さの秘密は、ダブルサスペンション・ギャロップと呼ばれる走法です⭐️

この走り方は左右の足を揃えて動かし、背中をバネのようにして走ります。あのチーターと同じ走り方ですので速く走れるのも納得です。

サイトハウンド以外の犬種でも、MAXに速く走ろうとする時は同じ様に足を揃えて走っているはずです♫

1925年、その速さに魅了された人達がドッグレースをイギリスで初めて行いました。

しかし、狭いトラックを70キロ近い犬達が走るので事故が多発したそうです・・。

動物愛護の面からも、アメリカでは多くの州でドッグレースが禁止されているそうです。

ドッグレースではなく、サイトハウンドの魅力を感じられるスポーツがあります！！

それがルアーコーシングです♪(´ε｀ )

電動モーターで巻き取られるワイヤーに引っ張られるルアー（擬似餌のウサギ）を、デザインされたコースに沿って、追いかける競技です。２頭の犬が追い掛け、速さ、機敏さ、判断力、耐久力を競います。日本では会場などの問題もあり、１頭で直線的にルアーを追いかけるルアーレーシングというより簡単なルールのゲームが、ルアーコーシングとして行われています。

僕も一度だけ見た事があるのですが、迫力がありますよ！！

元々、ウサギなどの狩猟を仕事にしていた犬種達ですから体力的にも精神的にも満たされる競技でしょう♫