ボランティア・トリミング
参加レポート
カリスマ・トリマー:渡辺和明さんにお声掛けをいただき
千葉県の動物愛護センターに同行し、ボランティア・トリミングのお手伝いをしてきました。
渡辺さんは感覚と実力双方を持ち合わせたトリマー会のスペシャリスト。
毎回、トリマーがボランティアで集まり、愛護センターにいる「新しい出会いを待つ」犬達を
1頭1頭、シャンプー&カットしていきます。
そして、彼は活動を毎月一度、なんと8年間!続けてこられています。
実際に愛護センターに行くと、みため問題な見当たらない可愛らしい犬達が出迎えてくれました。
奥には「動物慰霊碑」がひっそりと佇んでいます。
これまでに、命を絶たれた犬達を祀る慰霊碑。
私も思いを込めて花を積み、手を合わせて黙祷してきました。
さぁ!ボラトリ開始です。
今回一番「噛み」の問題がシリアスなトイ・プードル。
身体を触れられることを極めて拒み、シャンプーも手では行えないので
泡を作って、顔に乗せ、プラスチックの桶でなじませて水で流します。
ブラシも極度に拒むので、専門のドライアーで毛をかき分け
ブラシで表面の毛をブラッシングしていきます。
そして、この子!
ドレッドヘアーのように固まってしまった毛。
ここまでになるのにどれくらいかかるのでしょう?
聞いてみると、トリマーさんいわく「2~3年屋外で放置してれば、これくらいになります」とのこと。
この場合「虐待」ではなく、完全に「飼育放棄」です。
通常のハサミやバリカンでは対応できず、まずは毛の塊を切り開く作業から行います。
プロが集って、みんなで愛情を注ぎます。
トリマーさんの話では
「一度のトリミングで犬がトリミングを嫌いになることは往々にしてあります。
だけど、一度嫌いになってしまうと、好きになるにはすごく時間がかかるんです」
とのこと。
Harbor でのセドナクルーズでは、毎回のシャンプーで犬達がシャンプーを今日より次回
好きになれるように、今まで以上に、ケアに努めていきたいと思いました。
さて!
シャンプー前後で待つ犬達を観ていて・・・
この時間に出来ることもあるな!とおもい
1頭1頭ウォーキングに連れ出し、フリーエリアで「セント・トレーニング(くんくんゲーム)」を行いました。
どこ犬も、エネルギーにあふれていて、中にはすばらしい鼻の使い方をする子がいて、ビックリ!
素直で、才能豊かた犬達と交流を深められたあたたかい時間でした。
そして、今回は同郷でもある長友心平画伯も一緒に参加。
この日、私たちが触れ合った犬達、そしてメンバーひとりひとりの画を描いてくれました。
さぁ、私はどこにいるでしょう!?
実は昨日の休憩時間に、心平ちゃんと久々にゆっくり話をしました。
お互いの活動と、そこにある想いについて。
そして、今度、Harbor でも心平とのコラボイベントを企画することで決定しました。
みなさん、どうぞお楽しみに!
そうこう話をしている合間に、私の似顔絵を書いてくれた心平ちゃん。
ありがとう!
DOGSHIP Harbor では、幸せな犬達が増えることで、飼い主さまの QOL も上がるという考えのもと
多角的な企画や活動を行ってまいります。
私たちは社会の中で暮らしています。
その社会の中で、どのような航海を進めていくか?
考えているとワクワクしてきます。
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