Harbor 不在の訳・・・
6月14日(水)は、BLOG にもアップされているように
私は、Harbor に乗船できずに何をしていたかというと・・・
午前中は、六本木ミッドタウン・代官山ツタヤにある
株式会社カラーズさんからお声掛けをいただき
全国のGREEN DOG トリマーが集結して、その技術とサービス、そしてホスピタリティを競う
「第三回グリーンドッググルーマーフェスティバル」の審査員を担当させていただいてきました。
トリマーとしての技術はさることながら
担当する犬目線になり、どのようなケアをしているか?
私たちが Harbor で普段、大事にしている「犬を内から観る」ことに注力した
審査に努めました。
背中をさすりながらドライヤーをあてているトリマーさんに
「どうして背中をさすっているの?」
と聞いたところ
「この子は、背中を触れるのが好きなんです。そうすればドライヤーの音にも慣れてくれるかなと思って」
というコメントが帰ってきました。
そうそう、まさにこういうところが大事だと思うのです。
犬として観るだけではなく、個性も観る。
作業を潤滑に進めるだけでなく、犬の気持ち・目線を大事にしてくれるトリマーさんと出会えた犬は幸せ。
毎回トリミングが好きになる。
Harbor のセドナクルーズでも、常にこういったスタンスを大事にしています。
犬がシャンプーやトリミングを嫌いになるのは一瞬。
でも、好きになるためには、沢山の時間と労力を要します。
だからこそ、毎回がとても大事なのです。
さぁ、午後は麻布十番に戻って!
昨今ご報告している「命の授業」の講師のためのスキルアップセミナーを担当してきました。
文科省認可のプログラムに沿って、「動物に触れ合い、動物について正しく学び、考え、感じる体験授業(動物介在学習プログラム)」を通じて、
小学校の道徳教育に動物を介在することで“子どもたちの心を豊かにすること”を目的とした教育支援活動を行っている本事業。
今後の日本の小学校教育において、動物介在学習プログラムが多くの小学校で組み込まれるよう、
2020年まで「こども笑顔のラインプロジェクト」を通じて引き続き啓発活動、調査研究活動、実施活動を行っています。
DOGSHIP は、去年から当活動に賛同・参加していますが
今回は、授業を担当する講師のための講師を担当!
前半は、松本秀樹さんから「伝達力!!」をテーマに講演。
授業を担当させていただいていると
例えば「動物と暮らしている人、手を挙げて〜!」と聞くと
「はい、はい!うち、カメがいたよ!去年死んだけど(笑)」
進行中に必ず突飛なことを発する子どもがいます。
そんな時に、どう対処・対応したらいいか?
「笑い」のルールにそのヒントが潜んでいました。
松本さんのお話を聞き、私自身も大きな収穫を得ることが出来ました。
そして、私は「動物介在コーディネーター」をテーマに講演。
犬の行動と心理には、必ずロジックがあり、それを紐解くことで
犬のきもちにぐっと寄り添える、そんな内容です。
講演後、講師の皆さんとの一枚。
みなさんいい顔をされています。
DOGSHIP での経験・学び、全てが
こういった活動の原点であり、モチベーションになります。
犬たちからいつも学びをもらえている私たちは、とても幸せだと思います。
今日もみんなにありがとう。
また明日もみんなに会えるのを楽しみにしています。
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