トレーニングのためのトレーニングにならないように〜
Harbor で取り組む各自の課題は、その都度飼い主さまからお伺いした「ご自宅での様子」も大いに反映させます。
さぁ、みんな始めるよ!
では、まずは・・・
最近自宅での立ち居振る舞いがよくなってきて、お留守番の練習も増やしていこう!と
ポジティブな 2018年を迎えようとしているハッピー!
昨今ジンジャーも練習している「コマンドの聞き分け」の練習を行います。
「何か声が聞こえたから」戻ってくる「RECALL(呼び戻し)」ではなく
「COME(おいで)」にこそ!反応して呼ばれた人のところにいち早く戻り
目の前で座って待つ!のが大人の「RECALL(呼び戻し)」です。
だから、SIT 等のコマンド下では、「りんご!」や「あっぷる!」といった関係のない言葉に対しては無反応。
先輩ジンジャーも見本を見せます。
ジンジャーは DOWN の姿勢から練習します。
次に、ハンドラーが違うボディランゲージでリトライ!
体勢が変わるだけで、犬に映る言語が変わるので、犬の行動にブレが出てきます。
どんな体勢からコマンドが出されても、そのコマンドの意味を聞き分けて行動を選んでいく練習こそが
実践で役立つトレーニング。
つまり「トレーニングのためのトレーニングの逸脱」です!
さぁ、次は洞察力鋭いトトが挑戦します。
ハンドラーは、やる気を減らしている状態をあえて演出することで
「ボクやります!やりたいです!!」という
やる気モチベーションをあげていきます。
この時、ハンドラーのやる気の調整を行うことで
犬側がエネルギーバランスを測って、やる気をあげてくるのが解ります。
みて!
このテール(尻尾)の振りを!!
やる気満々になったところで、そのキモチを他のコマンドに移行していきます。
さぁ、HEEL(脚側歩行)だよ。
テールも上がっている!
目線もポジションもいい感じ。
じゃぁ、今度はジンジャーも得意な JUMP!
あ・・・
つい・・・
やる気が上がりすぎて、股間がそんなところに(笑)
さぁ、リリーは保定の練習をしましょう。
いつ何時、どんな風に抱かれても「オッケー!」と言えるように
Harbor 乗船時は、随時 Crew がリリーの管理し、定期的に保定の練習を行います。
そして今日は、発展的な流れでオーラルケア(口腔内クリンアップ)に挑戦!
以前よりも、だいぶ表情が柔らかくなってきたね!
さぁ、次はクレートトレーニングです。
車両移動時の事も考慮して、クレート内で「穏やかに」過ごす練習を行います。
その為には「クレート=閉じ込める空間」と犬たちが理解しないように
私たちが「犬目線」になってケアしてあげることが重要です。
そして、クレートにおける約束事の一つとして
「開けておいても出てこないこと」を一緒に確認していきます。
「これでどうでつか!?」
リリー、がんばってるね!
そこにご存知チャーミー登場!
今日から再度お泊り合宿スタートです。
チャーミーも課題多いから、ひとつひとつ丁寧に行こう。
そこに・・・
ピンポーン!!
突然の来客が!
※今日は Harbor に設置している「高濃度水素水」のサーバーの取替業務がありました。
とっても濃いので、ご希望の方は乗船時にいっぱい飲んでくださいね!
誰だーーー!!
の「わんわんわんわん!!!!」
これは大変ですね。
来客時の
・インターホンへの吠え
・その後の、興奮
・接客時の吠えと興奮
みなさまのご苦労、お察しします(笑)
来客時は、どうしても同じルーティーンになりがちなので
犬たちの学習も必然的に強化されてしまいます。
詳しいプロセスは今回はスキップしますが
例えば、今日のクラスメイトのように「来客が怖くて吠えてしまう」場合
協力者がいれば、こうやって「交流時間」がもてるといいですね。
だって、トトのテールも腰も下がりっぱなしですもん。
これを「吠えちゃダメ」と叱っては「来客=嫌なイメージ」という経験となり逆効果。
トトはご自宅でも来客時は吠えてしまう時があるそう。
この様子を観ていると「怖くて」「ちょっとビビって」吠えてしまっているみたいですね。
さぁ、自分で前に進むんだトト!
ハッピーも応援しているよ。
その頃、楓は・・・
キャリーの中で穏やかに過ごす練習。
電車移動中、どんな刺激に遭遇しても、キャリーという安全空間にいることによる「安心感」を経験できました。
わかります!?
この表情!
じゃぁ、表情がわかりやすい写真を。。。
保定の練習をしているときの楓です。
楓・・・
そんなやりとりを遠くで見守るリリー。
今日も、経験したことがないことをいっっっぱい見聞きしたリリーです。
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