随時群れのメンバーを変えて
湿度はあるけど、涼しめの梅雨の晴れ間。
こんなチャンスを逃すわけには行きません。
早めにメンバー集合したので
散歩レッスンに出かける前に、まずは集団レッスンでウォーミングアップ!
今日乗船しているクラスメイトは7犬です。
まずは、SIT から!
みんな程よい距離感を空けて SIT できていますね。
この「距離感」気になりませんか?
実は、この「距離」には意味があることをご存知でしょうか?
現代の家庭犬の先祖といえば、オオカミというイメージがありますが
実は、オオカミとの別のルートだという説もあります。
その一つが「肉食目イヌ科」でもある「ドール -Dhole((Cuon alpinus)」です。
上野動物園にいるドールを見に行くと、それぞれが程よい距離を保ちながら安全・安心を確保しているのが判ります。
お家でベッタリ〜な子は、ちょっと野生の血を忘れちゃっているかも?ですね!
確かに今日のメンバーは、みんな程よい距離感を保てています!
Harbor では、野生の血が騒ぐのかな?
でも、カメラ目線は明らかに現代犬の証!?
練習をしていると、各自の距離感が少し縮まり、ハンドラーへの集中力も上がってくるのが判ります。
こうやって、「和」を学んだり、「集中力」を高めたりするのも家庭犬として全うしていくために必要な学び。
集団レッスンの大事な目的です。
さぁ、身体も心も温まったところで、散歩レッスンへゴー!
まず
【群れ1】:りき・豆太&京介・フランチェスカ
チームです。
出発時の様子⬇
ざわざわしているのが判ります。
続いて中盤の様子⬇
少し距離感が縮まってきているのが判りますね!
このように、「散歩」=「運動」「トイレ」だけではなく
犬同士が、「群れ」を意識して、周囲の歩くペースや距離感に合せる意識を高めることによって
自己中心型の散歩ではなく、飼い主さまのペースにも合わせられるようになるのが
私達が大事にしたいと思っているスタイルの「散歩=群れの移動」です!
後半、メンバーを変えてみても、群れの協調性は保てているのが判ります。
ハンドラーへの集中力も上がってきていますね!
各犬が互いを意識しあっていますね〜!!
群れの移動の練習をしていると、時折、隣の群れの子が乱入することもあります(笑)
Mona の階段のよじ登り方が、ちょっとワイルドですが・・・
そういう刺激にも耐性がついてくると、飼い主さまへのアテンションも高まってきますよ。
では、隣の群れの様子も見てみましょう!
Mona のパワフル散歩にももとマークが若干翻弄されていました!
マークとももの会話⬇
マーク:「だってさ、Mona ったらラグビーみたいに身体をぶつけてくるんだよ!」
もも:「そうなの、私は上品な散歩がしたいのよ」
では、パピーチームのMona とフランチェスカで「上品」な散歩を目指して練習しましょう!
Mona:「やだやだー。私自分のペースで歩きたいー」
そんなパピーたちの頑張りを見守る豆太
豆太も気づけばプレシニア。
後輩を見守るくらいの余裕が持てるようになってきたね。
Mona:「最近散歩練習しているフランちゃんに上品な散歩のコツを教えてもらったよ」
豆太:「まだまだだけど、頑張ってるね!」
Crew 押澤:「じゃぁ今日は特別に私が上品に歩けるおまじないをかけてあげる!」
@#$%^&*&^%$#$%^&*(*&^%$$%^&@#$%^&*&^%$#$%^&*(*&^%$$%^&
すると!!!
マーク:「まさか!!」
りき:「マジか!!!」
フランチェスカ:「なんてこと〜!!」
じゃーーーーーーーーーーーん!
Mona:「あぁ〜私、優雅に歩けてる〜!!」
Mona :「Leash も緩んで、アイコンタクトもとれるもんね〜」
Crew 押澤のハンドパワーご希望の方は、いつでもご用命ください。
それにしても、綺麗なボディーライン!
イタグレはいつみても身体のラインも優雅ですね。
終始、ハンドラーにペースを合わせて歩けていた京介。
散歩中に出会う人等に声が出てしまうことがあるそうなんだけど
今日は群れを意識して、かっこよく歩くことが出来ました。
新しい首輪とリーシも良かったのかな!?
今日は、うなりや吠えもなく、上手に歩くことが出来ました。
みんな課題がありますが、「群れ」を意識して歩くことで、学ぶことがいっぱいあります。
そして、頑張ったらちゃんと「ほ・め・て」もらえる。
これも群れの大事な約束事。
「ありがとう!」の気持ちは、万国・異種共通です。
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