集団レッスン
陸翔くん、午後のレッスンを始めましょう!
陸翔は登校時、クラスメイトの歓迎に対し自分のペースであいさつできず声を出してしまうことがあります。
落ち着いてスリングからでて、上手に挨拶する練習をしましょう。
”ピンポーン”
の音にスイッチが入る陸翔。
一度あったクラスメイトでも、陸翔もやや興奮気味でHARBORに入りましたが、
声を抑え、みんなと落ち着いて挨拶することができました。
ファーストコンタクトの印象は人から見ても犬から見ても大事ですので、落ち着いてあいさつ出来るように頑張ろうね!
続いて、スリングに入ることで少し強気になって声を出してしまうちーずも練習しましょう。
ちーずの登場にみんなも歓迎しに玄関に集まってきました。
チャイム・来客に最初吠えてしまったとろろも、静かに「ようこそ!」とあいさつできました。
みんなが近づいても、陸翔同様、声を抑え、上手にあいさつできました。
二人共よくできました☆
次に、みんなで基礎コマンドの練習。
トレーニングの積極的なみんながだんだん集まってきました。
"SIT"も"DOWN"も犬にとっては生得的行動と呼ばれる、”生まれながらにして出来る行動(本能)”です。
なぜ、それを私たち人は犬に教えるのか?
・興奮時にセルフコントロール出来るように
・日常の中での利便性(待っていて欲しい時など) など
生得的行動は、犬がしたいときにする事に対し、こちらのタイミングで出来ることが一つのポイントになります。
”よく外で座れない”、”カフェでずっとウロウロしてる”というお悩みがあります。
なぜコマンドを出したのに指示に従わない(従えない)のか。ここも犬との"会話"でみえることがあります。
・周りが気になってそれどころではない
・嬉しすぎて気持ちを落ち着かせらない
・なんで今、ここでそれをしなければいけないの? など
室内でできたから、外でも出来る、違う環境でもできる!とは限らないのです。
犬は機械ではなく、生き物だからです。私たちと同じ心があるからです。
そして犬たちは、人と有機的関係を築くことの出来る動物、私たち人と犬の間には、力ではなく、目には見えない信頼関係が大きさ関わっています。
犬にとっては難しい条件でも、”この人と一緒なら”、”この人の言う事なら”と頑張ってくれる時があります。
そういう犬との会話を忘れず、できて当たり前ではなく、犬たちの頑張りを共有していきたいですね!
その場所を選ぶのも、ルールを作るのも、生活の質を決めるのも人です。
そのルールを犬に教えるのも人です。
ライフスタイルに合わせたルール、そのためのトレーニング。
ルールに縛られすぎず、管理できない自由を与えすぎず、
お互いが気持ちよい生活を送れるように、トレーニングをこれからもHARBORでは取り組んでまいります。
今日は皆で”SIT"も"DOWN"も程よい距離感でできました☆
ぜひご自宅でも、こちらのタイミングで練習してみてください♪
また、ご自宅で犬たちと暮らす中でルール設定などお悩みがあればお気軽にご相談ください(^^)
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