今週の「わんトライ!」1-4

今週の「わんトライ!」後半戦!!
 
今日もはじまった今週の「わんトライ!」
さぁ、今日のモデル犬
誰がやる?誰がやる??
 
 

一番アピールが強かったトトくんがトライ!
 
でも・・・!?
 

 
 
まずはその環境下での互いの今日のコンディションを確認しましょう!
女の子に人気者のトトは、実はチキンなところもあって、子供が怖かったりします。
そんな環境で、いつものコミュニケーションがはかれるかどうか?
そういった確認ができるのも、コマンドゲームのメリットです。
 
 
さぁ、Crew 井田の腕の見せ所です!
ふたりとも頑張って!

 
さぁ次こそ本番!?
今日の課題スタート!
 
「Eisuke 焦らすね〜!」
 

 

Crew 井田がはじめようとしたのですが、トトは、SIT & DOWN  ではなく、JUMP を選択!
よーくみてみると、トトの耳が立ち、頻繁に周囲を見回しているのが判ります。
でも、しっぽはしっかり立っている!
つまり、Crew 井田とのゲームへのモチベーションはあるのだけれど、周囲の子供の声や動きの刺激の方が気になって指示に集中できていない心情が考えられます。
 
こうやって動画を観ると、犬たちがいろんな事を考え、感情を表現し、行動していることが判りますね!
 
Crew 井田もタジタジ・・・
 
さぁ、次こそ本番!?
 
いえいえ、なんとモデル犬チェンジ!?
刺激が強い中、たぬの反応はいかに!?

 
二番手はたぬの登場!
興奮しやすいたぬのために、Crew 井田はできるだけ
落ち着いて&わかりやすく指示を出していきます。
 
様々な態勢でたぬが「落ち着いて」反応できるように練習をしてみましょう!
 
 
さぁ、今回はなんと三部制!
ハンドラーがどんな態勢でも、同じ指示が出てくることを経験し
周囲の刺激にも翻弄されないコミュニケーション度を構築していきます。
 

 
番外編
「DOWN ⇒ SIT がうまくいかない!」
というご相談を複数いただきましたので補足いたします。
 
一般的に、SIT ⇒ DOWN の練習を行うことが多いのが原因の一つです。
つまり、コマンドに従って、DOWN ⇒ SIT の流れを経験することが少ないため
DOWN の態勢で SIT と言われても、なんとなく解っていても、身体が動かない。
私たちが、「逆立ちしてみて!」と言われて絵は浮かんでも身体の動かし方がわからない
というのと似ています。
 

 
これらのことから分かるのは
①犬には優先順位がある
したいこと、気になること、不安なこと、嫌なこと等、各犬にとっての「気になる」ことの優先順位があります。
そこをケアしてあげることができれば、「出来ること」が増えるので、自信構築に繋がり、結果的に優先順位が変わります。
 
②犬は言葉ではなく、経験からのみ学習する
人間の子供は、言葉で主旨を伝えることが出来ますが、動物は「経験からのみ」学習することができます。
音が苦手、子供が苦手、そういったお話はよく耳にしますが、「子供は安全だよ」と言葉で伝えるだけでは犬は理解が不十分。
子供がいる環境で「なにか?」出来ることが増えるといった経験値を通して、はじめて子供に興味を持ったり、受け入れたりすることが出来るようになります。
 
③飼い主の存在価値は絶大
犬個体に任せると、出来ないことは出来ないことで終わってしまいます。
しかし、そこに大好きな、尊敬すべき飼い主の存在があることで、勇気が湧き、モチベーションも上がります。
さらに、飼い主さまとの関係性の質が高ければ高いほど、伝達率も上がるのです。
 
 
さぁ、明日は「腕立て伏せ」の完成形をお見せする金曜日。
最終盤をお届けできるか?乞うご期待!!
 
Dogship02
 

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