東京学芸大学小学校「道徳科」レポート

犬と障害物競走をしよう 

 

去年の12月11日、Harborは休校日にさせて頂きました。

実はその日は、DOGSHIP Crewと選抜犬で東京芸術大学付属小金井小学校 へ行って参りました。

 

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昨今、DOGSHIP も参加してきた公立小学校で行なっている動物介在教育の「命の授業」とは 少し異なります。

実は、今年から「道徳」が小学生の科目として設定されることになりました。

私たちが子供の頃の道徳の授業もありましたが、実は「任意」だったそうです。

必須科目になることで、全国の教諭の先生方が「どのような題材が適切か?」今模索している中

今回は小学6年生の道徳科の授業の中で、道徳授業に繋がる体験活動として

「犬と障害物競争をしよう」というテーマで、授業を組み立て

この日、動物介在教育の講師を代表:須﨑が担当致しました。

 

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まずは、犬と人間の運動能力の違いを体感してもらうため、

担任の先生と松本秀樹さん対犬たちによる直線距離競争を行いました。

 ジンジャーちゃん。余裕の表情で、圧勝!!

 

その後、子供達とも一緒に走り、犬の足の速さを実感してもらいました。

  

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そして。5つのグループに分かれ、それぞれの担当犬と挨拶タイムです。

小学6年生という事もあり、みんな挨拶はとても上手でした。

 

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挨拶タイムの後は。。。

今回の一番の目的である、アジリティーの登場です。

まずは、簡単にアジリティーコースを松本さんが実際に走ってくださり。。。 

 

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子供達にも、アジリティーコースのタイムトライアルに挑戦してもらいました。 

 

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そして、同じコースを、ハンドラーと犬チームで、デモンストレーションを行いました。

 

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子供達の注目を浴びた中、ジンジャーちゃんも、トルクくんも、緊張することなく、

アジリティーコースをいつものように楽しみながら快走!!

犬の運動能力の高さを子供たちに披露してくれていました。

 

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そして。今度は、子供達にハンドリングに挑戦してもらうため、

犬のアジリティーの学習理論についての説明を行い。。。

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グループ毎に練習です。

海ちゃんは、フープ、くぐれるかな!?

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 トルクくんチームは、スラロームの練習。

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誘導の仕方がわかると、犬も子供も楽しそうに出来ていました。 

 

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どうしたら、犬が興味をもち、アジリティーをやってくれるのか、子供たちで考えながら。。。

 
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トリーツも多少使いましたが、

名前を呼んだり、どんな声で褒めたらいいのか、

障害物に対して受け入れをよくする為に、向きや幅、高さを変えてみたり、

 

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犬の気持ちを考えての接することが少しずつ出来るようになっていました。

 

ロッキーくん。子供たちとも上手にアイコンタクト!!

いいね〜!!

 

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チームワークが良くなる事で、 ジンジャーちゃんも、高い高さのハードルを

子供たちと楽しそうにジャンプしていました!!

 

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それぞれの練習のあとは、子供たちのハンドリングで、アジリティータイムトライアルに挑戦しました!! 

 

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チーム一丸となって挑戦することで、道徳授業に繋がる体験活動になっていました。

そして。子供たちも自然に笑顔になっていました!! 

 

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今回は、5頭の選抜犬とCrewと飼い主さまで参加してまいりました。

ご協力頂いた、皆さま、ありがとうございます。

休校になり、Harborに乗船したかった子たちには、ご迷惑をおかけ致しましたが、

DOGSHIP Harborとしての「動物介在教育」への活動に、ご理解ご協力頂き本当にありがとうございます。

これからも、DOGSHIP として目的と意志をもって活動に参加して参ります。

 

今回の授業を元に、来年度から義務化される道徳科の単元に基づいた学習指導計画と授業展開について

大学の教授・准教授、そして担任の先生で協議が行われ、実際に座学授業が行われました。

その内容は、また別途ご報告いたします。

また、3月3日に開催されるシンポジウムにて全国へと発信されます。

東京学芸大学でのシンポジウムには、キャプテンも参加いたします。

一般観覧も出来ますので、ご興味ある方は、Crewまでお声がけください。

 

Dogship06

 

 

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