Dogship web site 「犬をしつける」ドッグトレーニングから、 「犬から学ぶ」ヒューマン・ドッグトレーニングへ。
2010年
10月10日

60. dyson

家庭犬と飼い主は、行動的、心理的にも、互いに影響し合っている。

そう言う考えのもとヒューマン・ドッグ トレーナーとして活動している中、犬目線を基軸に、家庭犬と飼い主、双方の関係性について再考するに相応しいプロダクトに携わる機会を頂いた。

これまで、「掃除機と犬」は犬猿の仲といっても過言ではないほど、掃除機に対して「噛みつく」「吠える」等の相談は多い。それら多くの問題の要因が「飼い主」の存在とその立ち居振る舞いであった。

もちろん、音に拒否反応をみせる犬は多い。しかし、それは人間だって同じであり、いきなり「うぃ〜ん!」という音を聞いて「心地いい」と感じる人はいないだろうし、まして、家庭犬の場合、日常生活内において、掃除機よりも大きな音は、多数あるわけであり、大事なのは、その「慣らせ方」なのである。

多くの方が、掃除機を「掃除を目的」として購入し、使用する。だから、購入直後から、直ぐに掃除を始める。それは犬には、どの様に映るだろうか。犬目線を想像してみたい。

突然やってきた奇妙な形状をした物体。いきなり大きな音を発しては、飼い主と一緒に室内を散歩する。直ぐにその物体は温度を上げ、エネルギー一杯に動き回る。気になって、その物体に近づくと、飼い主がムキになって犬の名前を連呼する。これは、一緒に遊ぶ道具なのか?あるいは、自分の存在を脅かす存在なのか?アイドル新旧交代の危機!?その受け取り方によって、「掃除機のヘッドの部分を噛む」「本体に吠える」「怯えて逃げる」等、犬は行動を選択する。

犬と暮らしていると、毎日の清掃は必須であり、日常だ。当然のことのように、ブラッシングも行うが、最近は屋外でのブラッシングには規制が多く、自宅で行う方も多い。私の愛犬は短毛だが(であるから)非常に毛が抜ける。ロングコートの犬は、抜ける毛の数は少なくとも、毛が長いため、目にとまる。いづれにしても、犬と暮らすということは、清掃を怠らないということでもある。

今回の新商品は、通常の掃除機本体に加え、ブラッシングツールが付いている。これは、一見よくある「スリッカー」と形状は似ているが、そのまま掃除機に接続することが出来るため、ブラッシング時に飛散する被毛を同時に吸い取ることが可能だ。また、スリッカーに付いた被毛を、一気に掃除機に吸い込ませたときの爽快感は、胸のつまりがスッととれる喜びがある。

ブラッシングの必要性と恩恵については、ここでは割愛するが、今回のプロダクトについて、犬目線に焦点を当てたトレーニングを提供する弊社が、ソフトの面を含めたプレゼンテーションを担当することが出来たことは大変光栄である。掃除機は、犬との暮らしで必須なものであると同時に、犬との絆を強めるコミュニケーションツールにも成り得ると私は考えている。今回のプロダクトを通して、動物と人間との共生において、互いの関係性を再考する機会となれば嬉しい。

【お知らせ】
2010年11月14日スーパードッグカーニバル2010 でもデモンストレーションを担当することになりました。会場内ダイソンのブースで実際に手にとって、試していただきたいと思います。

cf> ダイソン株式会社 「カーボンファイバーDC26 モーターヘッドペットケア」

(2010.10.10)

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