Dogship web site 「犬をしつける」ドッグトレーニングから、 「犬から学ぶ」ヒューマン・ドッグトレーニングへ。

2005年 10月

2005年
10月26日

27.専門家としての学び

先輩トレーナーの声かけもあり、先日カナダ・トロントに近い、グエルフで行われたセミナーに参加した。

私にとってグエルフは、8年前にカナダの犬文化を見るべく、訪れた思い出の地でもあった。今回、そのグエルフにあるグエルフ大学で、セミナーが行われるということで、感慨深く足を運んだ。今回のセミナーは犬について研究を続けてきた専門家の講義だったのだが、驚くべき事は、参加者107名のうち9割が現役のトレーナー。そして残りがグルーマーと獣医師であった。

Read More →

2005年
10月14日

26.しつけとは

生活環境から「しつけ」について考える。

これが、ベーシックな「しつけ」になる。日々の犬との暮らしで、他の方々に対してご迷惑がかからないように努めるのが、最低限のしつけ。また、周りには犬嫌いの方もいる事は必至なので、犬を飼う者としての「モラル」を身につけるためにも、トレーニングを受講するのは得策だ。

次に自分のライフスタイルから「しつけ」について考える。

Read More →

2005年
10月10日

25.SPCAから学んだこと(1)

SPCA で、不細工なほどかわいい犬を担当することになった。その名も「Chubb(ちゃぶ)」。

6ヶ月のロットワイラーとアメリカンブルドッグのクロス。捨てられた理由は「子供に飛びつく」。当時、まだ5ヶ月過ぎである。

子犬が飛びつきやすいのは当然だろう。しかし飼い主は何をしていたのか?結局犬のせいとなり、捨てられた。ひどい話である。その名前の由来を SPCA のスタッフに聞いてみた。「本当のところはよく分からないけど『ちゃぶ』って顔じゃなぃ?ほらっ」確かに。

Read More →

2005年
10月10日

24.SPCAでのボランティア活動

Vancouver でのボランティア活動を開始した。

West Vancouver にある、SPCA に行き、まずは「ボランティア活動」の申し出をする。申込書記載の際、自分が、これまでトレーナーとして勤めてきたことも報告し、ここで自分がどういった分野で活動出来るか話をした。 SPCAとは、その国や地域における動物愛護の精神と法律に基づいて運営されている動物のための福祉活動を行う公共団体の事で、Society for the Prevention of Cruelty to Animals(動物虐待防止協会)の略である。

実は、私は以前 Vancouver で、犬の勉強をしていた頃、二度この SPCA に忠告を受けたことがある。

Read More →

2005年
10月07日

23.嗅ぐ

FIDO と初めてのセント・トレーニング(くんくんゲーム)に挑戦した。

セント・トレーニングとは、その犬の本質が見えるメンタルトレーニングともいえる。果たして、FIDO がどの様な反応を見せてくれるか?楽しみだった。

初歩のレベルにトライしたが、反応はまずまず。私はそれよりも彼の臭いの嗅ぎ方に興味を持った。FIDO は現在9ヶ月。嗅ぎ方はパピーそのもので、体力任せに、ひたすら臭いを嗅ぎ続ける。しっぽとお尻を振りながら、気になるところに自分の鼻を持って行き「くんくん、くんくん!」と音を立てる。しかし、バセットハウンドやミニチュアダックス等のように、もともと嗅ぐことに対して「センス」を持っている犬種には及ばない。

Read More →

2005年
10月07日

22.体力よりも知力

1日どれくらい散歩をしているだろう?
ライフスタイル、住んでいる環境、犬の体格によって、散歩の時間と内容はそれぞれだろう。

しつけの本では、犬の集中力はたかだか数十分だと表記されているが、牧羊犬や狩猟犬として、それぞれ、先祖代々受け継がれてきた物理的な体力は、それらを超える。少々のことで疲れてしまうような大人しい犬では、逆に当時は「駄目な犬」として称されただろうから、当然だろう。どれほど走っても、急な坂を上っても、飼い主を引っ張り続けたとしても、少々のことでは息を切らすこともバテることもない。

Read More →

2005年
10月03日

21.シェルター

「保健所」
今日現在「今度の週末、保健所行こう!」と口にする人がどれほどいるだろう?

New York にある、シェルター(保健所)には、週末はもちろん、平日でも多くの人が訪れる。 そこには、里親を捜している犬が近郊から常に集まってくる。純血種もいれば、子犬もいる。そして、施設自体が、非常にキレイで、何よりもスタッフの人の表情がいい。

まずは里親が決まるのを待つ犬たちに会いに行ってみた。一頭一頭見ていくに従って「寂しそうだね」と言葉を発した私に対して、シェルターのスタッフが、 「この子達は、十分なご飯と、十分なお散歩をして、そして新しい出会いを待っているのよ。だから凄く幸せなの」と、コメントを突き返すように即答した。

これまで自分が持っていた勝手な保健所に対するイメージを覆された。

そこで働いている人々は、みなボランティア。ここにいなかったら、自宅でテレビを観ながらせんべいを食べていてもおかしくない感じだが、この施設でイキイキと動物たちのケアーをしている。それほどまでに施設の雰囲気がいいのだ。なぜならば、シェルター自体が「経営」のためだけではなく、コミュニティーとしても、しっかりとした「使命」を持って活動をしているからである。

Read More →